第46回 九州地区難聴・言語障害教育研究会 鹿児島大会<中止>
第46回九州地区難聴・言語障害教育研究会鹿児島大会を,九州各県の会員の皆様をはじめ,親の会・関係諸機関の皆様をお迎えして,ここ鹿児島県で開催する予定で,私ども準備を進めてまいりました。
しかし,新型コロナウイルス感染症の流行が収まりきれない状況やこれまでの第5波までと異なり,第6波からは児童生徒や教職員への感染が拡大し,学校教育活動に大きな影響を与えていることを鑑みて,大会開催を中止する決定をいたしました。一昨年度より準備を進めてまいりました役員にとっては,三年連続の大会中止は,誠に残念でたまりません。児童生徒や教職員の健康安全を守るための決断でしたので,どうぞご理解の程よろしくお願いいたします。
さて,大会の開催は中止しますが,各県提案者の発表を第46回九州地区難聴・言語障害教育研究会鹿児島大会要項にまとめ,「誌上発表」とすることで研究大会のあゆみにいたします。本大会は,これまで,難聴・言語にかかわる多様な課題へ対応するために,教育界だけでなく医学や心理学などの観点から総合的な研究実践を積み重ね,それらを持ち寄り,研究発表したり協議したりして,難聴・言語障がいにかかわる指導力向上に寄与してまいりました。どうぞ,各県の先生方の研究実践を参考にしていただき,日々の教育活動に役立てていただきたいと思います。
鹿児島県の難聴・言語障がい教育は,昭和41年度,鹿児島市に県内初のことばの教室が開設され,今年で57年目を迎えます。また,鹿児島県でも昭和57年の第6回九州大会以来,今回で6回目の開催となる予定でした。その間に,九州各県の言語障害通級指導教室,難聴通級指導教室,難聴特別支援学級の設置数は増え,指導を受ける子どもの数も増加してきました。さらに,指導を受ける子どもや保護者のニーズは多様化し,よりきめ細かな対応が求められています。
そんな中,全体会で記念講演や分科会での助言をお願いしておりました国立特別支援教育総合研究所上席総括研究員の久保山茂樹先生をはじめ,4名の先生方の貴重なお話が聴けずに大変残念でなりません。本大会で深められなかった実践発表や親の会での交流,講師並びに助言者の先生方のご研究など,次年度以降の大会へしっかりと引き継いでいきたいと思います。
最後になりましたが,本大会の開催準備にあたりまして,ご指導ご支援をいただきました鹿児島県教育委員会,九州各県教育委員会,鹿児島市教育委員会をはじめ設置市町教育委員会,親の会,関係諸機関・諸団体の皆様,本大会の企画・準備にご尽力いただきました関係者の皆様方に深くお礼を申し上げ,ごあいさつとさせていただきます。
第46回九州地区難聴・言語障害教育研究会
鹿児島大会 会長 中山 義和
